大田区で受けられる生活支援を知っておこう！2種類の資金貸付制度について
東京都大田区には、さまざまな生活支援制度があります。
なかでも資金貸付が受けられる制度は、生活に困ったときに助かるものなので、この機会に詳細を確認しておきましょう。
今回は、大田区で受けられる「応急小口資金貸付」と「生活福祉資金貸付制度」についてご説明します。
大田区で受けられる資金貸付を知ろう！①応急小口資金貸付について
大田区には、資金に困ったときに利用できる「応急小口資金貸付」があります。
1世帯につき18万円まで、特別な場合は45万円まで借りられます。
一定期間無利子なので、病気や葬祭、急な転居などで一時的に資金が足りなくなった場合は利用を検討してみましょう。
利用できるのは、以下のすべてに該当する方です。
●3か月前から大田区に居住
●世帯の収入が一定基準以下
●生活保護を受けていない
●勤務先に資金の貸付制度がない
●収入があって確実な返済が見込める
●特別区民税や都民税、家賃を未納していない
●現在この貸付を受けていない、もしくはこの貸付の連帯保証人ではない
以上の条件に該当する方が火災や病気、冠婚葬祭や進学などによって資金に困った場合、貸付を受けられます。
貸付理由の詳細は大田区のホームページに記載されているので、確認してみましょう。
なお10万円以上借りる場合は、連帯保証人が必要です。
連帯保証人にも条件があるので、こちらもホームページで確認しましょう。
さらに、応急小口貸付を受けるためには、審査を受ける必要があります。
その際には必要書類もあるため、詳細は大田区役所の福祉管理課へ問い合わせて説明してもらいましょう。
大田区で受けられる資金貸付を知ろう！➁生活福祉資金貸付制度について
生活福祉資金貸付制度は、社会福祉協議会が実施している制度です。
「低所得世帯」「障害者世帯」「高齢者世帯」が対象ですが、資金の利用目的によって対象の世帯が変わるので注意しましょう。
たとえば、「住居の移転等に必要な経費」は上記の世帯すべてが対象ですが、「出産・葬祭に必要な経費」は低所得世帯のみが対象です。
利用目的ごとに上限額や返済期間なども異なるため、詳細は「生活福祉資金貸付制度・福祉資金のご案内」で確認しましょう。
なお、利用の前には審査があり、いろいろな書類も必要です。
利用を希望する場合は、まず大田区社会福祉協議会に相談することから始めましょう。
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