キッチンや収納をどこまでカスタマイズできる?賃貸アパートでのDIY
賃貸アパートに住んでいると、「キッチンにもうひとつ棚があったらな」とか、「ちょっと壁をカスタマイズしたいな」とか、感じることってありますよね。
でも賃貸物件だから壁に傷をつけるのは…とためらっている方はいませんか?
場合によっては、賃貸アパートでも部屋を自分好みにカスタマイズするなどDIYが可能なこともあるのです。
賃貸アパートでもDIYによって部屋をカスタマイズできる?
賃貸アパートでのDIYを躊躇するのは、退去時の原状回復義務が頭をよぎるからではないでしょうか?
これは部屋を借りた人は退去時に、借りた時と同じ状態にして返す義務があるというもの。
ただし、壁紙や床の日焼け、通常の使用で傷んだ範囲など、経年変化の分は含まず、あくまでも借主のミスで損傷した部分について原状回復する必要があるのです。
部屋をカスタマイズするとなると、壁や床に加工をすることにもなりますから、それがどこまで可能か気になるところ。
例えば、画びょうの穴程度であれば原状回復の義務は生じないとされていますが、釘やねじによる穴については基本的には原状回復義務の範囲に含まれるケースです。
これには、多くの賃貸アパートの壁に「石膏ボード」が採用されていることが関係しています。
画びょうは、壁紙にわずかな穴を開けるのみで、石膏ボードの傷も小さくて済みます。
これに対して、釘やねじは石膏ボードを貫き、その奥にある木の柱へ打つことで深い傷をつけてしまうため、釘やねじをNGとする大家さんは多いのです。
部屋をDIYによってカスタマイズする際には、どの範囲にどのようなカスタマイズをするのかを大家さんや管理会社へ確認しましょう。
そして、原状回復が必要か、必要であればどの程度敷金から差し引かれるのかも聞いてみましょう。
賃貸アパートのDIYによるカスタマイズにはどんな例がある?
アパートを自分好みにカスタマイズする人のための、便利なグッズがたくさんあります。
ウォールステッカーやリメイクシートなどのグッズは、壁に貼るだけで簡単に壁や棚の印象を好みのものへ変えられます。
リビングやキッチン、洗面所など、場所ごとにテイストを変えるのも素敵ですよね。
また、クッションフロアーといわれる床板グッズは、並べるだけで和室やカーペットの床をフローリングへと変えられます。
柔らかい素材を使えば、小さなお子さんが転んだ時の安全性を上げたり、足音を吸収したりするなど、単にテイストを変えて楽しむこと以外にもメリットがあります。
また、壁に収納スペースを増やすのも、DIYの醍醐味ですね。
L字金具を打ち、その上に棚板を置くのはもっともシンプルな収納のDIYでしょう。
また、ワイヤーネットを壁につけ、そこにS字フックなどを用いて吊るすだけでも素敵ですが、さらに小さなラックをつければ、収納力もアップ!
キッチン周りなどで大いに活躍しそうですね。
100円ショップでも材料は揃いますから、DIYが初めてという方でも気軽にチャレンジできますよ。
まとめ
賃貸アパートだからといって、必ずしもDIYができないわけではありません。
ぜひ、より快適な暮らしのためにも、一度管理会社へ問い合わせてみることをおすすめします。
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