分譲賃貸マンションとは?通常のアパートとの違いやメリット・デメリットをご紹介
物件を探していると、「分譲賃貸マンション」というワードを見聞きすることがあると思います。
分譲なのか賃貸なのか、いまいち分からないですよね。
賃貸アパートとはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、魅力がたくさんつまった分譲賃貸マンションについてご紹介します。
分譲賃貸とアパートの違い①:分譲賃貸マンションとは
分譲賃貸マンションとは、もともと分譲マンションとして購入されたものが、賃貸として出された物件のことです。
賃貸アパートとは違い、一棟まるごと賃貸なのではなく、その部屋だけが貸し出されています。
大家さんは基本的に、その部屋を買った人になります。
購入したものの転勤になったので不在の間賃貸に出したり、投資を目的として購入した物件を賃貸に出すケースが多いです。
分譲賃貸とアパートの違い②:分譲賃貸マンションのメリットとは
分譲賃貸マンションは、通常賃貸に出されているアパートとは違い、一生住む家として売り出されたものなので、賃貸アパートよりも全体的にグレードが高いことが特徴です。
分譲賃貸マンションのメリットはこのようなものがあります。
●設備が充実している
分譲賃貸マンションに住むと、購入しなくても分譲マンション同様の設備を使うことができます。
食洗機、ディスポーザー、24時間ゴミ捨て、宅配ロッカー、浴室乾燥機、オートロックなど、アパートにはない設備がついていることが多いです。
共働きなど忙しい方には嬉しい設備ですね。
●セキュリティーが高い
分譲賃貸マンションには管理人さんが常駐していたり、警備会社が入っていることが多いです。
また、エントランスがオートロックだったり、各所に監視カメラがついていたりと設備も充実しています。
女性の一人暮らしや子どもがいるファミリーにも安心ですね。
●住人のマナーがよい
分譲賃貸マンションの住人は一生その家に住むことを前提として購入している人が多いので、マナーが比較的よいといわれています。
共有部分の使い方や外観などは資産価値や住み心地にも影響するので、マナーがよくトラブルも少ないのです。
分譲賃貸とアパートの違い③:分譲賃貸マンションのデメリットとは
設備やセキュリティーなどのグレードが高く魅力的な分譲賃貸マンションですが、デメリットもあります。
●家賃が高い
設備などが充実しているため、賃貸アパートよりも家賃は高い傾向にあります。
また、家賃だけでなく管理費などの支払いが発生することもあります。
契約前に金額をよくチェックするようにしましょう。
●大家さんのルールとマンションの規約がある
例えばマンションの規約ではペット可であっても、その物件を購入した大家さんがペットNGとしていると、ペットは飼えません。
そんなはずではなかった!ということにならないように、事前によく確認しておく必要があります。
●借りられる期間に制限があることがある
分譲賃貸マンションは、転勤で不在期間の間に貸し出している場合の「定期借家」として貸し出されるケースが多いです。
定期借家とは、賃貸借契約の時に期間が何年と定められていて、その期間までに退去しなければいけない物件のことです。
住んでみて気に入っても、短期間で引っ越さなければいけないので注意しましょう。
まとめ
物件数としては少ないですが、やはり住み心地はアパートと分譲賃貸マンションとは違います。
分譲賃貸マンションのメリット・デメリットをよく理解したうえで、気になった物件はお早めに内見してみてくださいね。
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